2020/06/25 15:58


こんにちは。高橋万里恵です。

梅雨に入りじめじめした毎日の中でのマスク生活は、新しい生活様式といってもしんどいものですね。
私は毎日ラジオでコロナに関するニュースをお伝えしていますが、マスクをしてニュースを読むと汗だくになり命の危機を感じます。

そんな風に毎日コロナに関するニュースをお伝えする中で今回、
「thank you bag project」というプロジェクトを立ち上げました。

コロナの感染者数が中々減らなかった4月、5月には感染者数の数字に一喜一憂し、
医療現場で働く方へのインタビューでは、本当に厳しい状況が伝わってきました。
特に感染者を受け入れている病院の方は、自分も感染するのではないかという恐怖と戦いながら、
家族に感染させる事への懸念から自宅には帰らず、日々最前線で働いていらっしゃいました。
その姿には感謝しかなく、頭が下がる思いでした。

一方で医療従事者の方への差別、不当な扱いのニュースをお伝えしなくてはいけない事が
非常に心苦しく、何か感謝の気持ちを伝えられないだろうかと今回のプロジェクトを立ち上げました。
辻仁成さんへインタビューをした際、ヨーロッパで毎晩8時に医療従事者へ拍手を送るのは、
感謝を伝えるためだけではなく、全員でこの危機を乗り越えようという啓発にもなる、
という事をお聞きし、素晴らしい活動だなと感じました。
それまでは、家で拍手しても医療従事者の人に聞こえないような…と思ってた自分が恥ずかしくなりました。

また、友人のママさん達も中々直接感謝の気持ちは伝えられないけれど、自分と同じように
小さい子供がいる中で一生懸命働いて下さる医療従事者の方に、感謝を伝えたいという声もきっかけとなり、
thank you bag を製作しました。

今回はとにかく早く形にしたいという事で、デザイナーも考えられないスピードでデザインを考え
また制作は工場に出すより早く!という事で長年バッグ製作を仕事としている友人のお母様が職人技で仕上げて下さいました。
本当に沢山の方の想いと、協力があって完成したバッグです。

そして普段身に着けるからには、とことん可愛く!という事でmade in Italyの生地を使い、
リバーシブルでその日のファッションや気分に合わせて使って頂けるようにしました。
是非手に取って頂けると嬉しいです。

長文になってしまいましたが、読んで下さりありがとうございます。
まだまだコロナとの付き合いは長くなりそうですが、少しでもファッションで気分が上がるような
そんなモノづくりをしていきたいと思っています。

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